マランドロ

  •   11, 2022 18:02
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世の中にはTAKERとGIVERなるものがある。
奪う者と与える者。
両方バランス取れているのが一番だと思う。

TAKERは強欲で卑しい。
自分も気付いたらそうなっていないか?
日ごろから気を付けるためにも、言葉として認識しておく価値がある。

一方、度を越えたGIVERは無責任である。
誰に対して?自分と自分が守るべき人達に対して。
もっと言えば、今の自分を信じ支えてきてくれた人達に対して。

自分自身、GIVEしまくって生きてきた。
ブラジルと沖縄の美しい友人達の多くがそうして生きているから。もちろん全員ではない。
確かに欲を捨てる事は気持ちが良い。
いろんな束縛から解き放たれる。


しかしながら、それは時と場合による。〆るところは〆ないと。


なぜなら正しい代償を払わない者に、価値のあるものは与えられるべきではないからだ。


どんなに有名人で、TVで持て囃されていて、SNSでカッコつけまくっていても、仁義の無い人間は論外である。


狡賢い人間の何に嫌悪感をおぼえるかというと、
自分がこの世で最も賢くて、相手はまんまと騙されていると思い込んでいる事だ。


こちらは最初から全て見えているのに黙っている。
チャンスを与える意味で、経過観察をしている。
何故なら人は変われるから。

しかし偽物のマランドロは結果的にオターリオ(間抜け野郎)なだけなのである。

本物のマランドロには深い知恵と美学があり、
一方、偽物には強欲と浅知恵しかない。

その場限りで人を持て囃し、騙し、最後に必ず少しずつ信を失う。
自分が住んでいる家を燃やして暖をとり、自分の住むスペースが無くなると、よその家に引っ越す。


マランドロは決して損をしない。


ミミズさんよ、あんたのやわな身体じゃ蛇の毒は運べないぜ。


仏の顔も三度までというが、俺は凡夫なので二度までとする。


Malandro é malandro. Mané é mané.
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