カポエイラは誰でも出来るの?
- 07, 2019 19:47
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ブラジルでカポエイラをする人はどのような人だと思いますか?
人種はもちろん、職種、年齢、生活レベルなど色んな種類の人がいます。
・小さい頃からカポエイラをやってきて、今はカポエイラで食べて行っている人
・昼間はサラリーマンをしているけれど、仕事終わりに通っている人。
・自営業。
・学生。
・専業主婦 など。
自分が2月までいたリオの道場では年齢だけで言えば10代から60代までいて、皆いっしょに練習していますね。
カポエイラ仲間たちには、大きく分けて3種類の人がいました。
①カポエイラを生業にしていて、大会やイベントに命を懸けている人
②大会に毎回出るほどではないけれど、カポエイラを自分のライフワークとしているひと。
①のような人達はそりゃいればいるほど頼もしいし、カポエイラシーンは盛り上がりますね。
でも、 ②の人たちも同じくらい大切だと思うんです。
もしかしたら①以上に。
私はいつまでもバリバリ練習して、バリバリjogoするつもりです。
なぜなら私の師匠がほかの誰よりも練習する人だから。
大会は日本では殆ど無いから、今後もブラジルや欧米や中東に遠征するのだと思います。
でも今日言いたいのは、カポエイラはアスリートの為だけのものではないということです。
カポエイラは全ての人達の為のもの。
②の人たちを増やすことに大きな意義があると思うんです。
仕事と家の往復だけの生活に、本当に自由になれる場所を
作ってあげることが、カポエイラを広める者の義務だと思います。
ブラジルのカポエイラ仲間にÂngela, Denise, Sônia(アンジェラ、デニーズィ、ソニア)という三姉妹がいます。
みんな50歳以上です。Minas Gerais(ミナス・ジェライス州)出身の、三姉妹。
ミナスジェイライス州、イメージしやすいように言うなら、、、、、ブラジルの長野県です。
その長野県のド田舎の20人兄弟のうちの3人です(笑) マジです。しかもみんな同じお父さんとお母さんの子。
一番年上のアンジェラがリオに一人でやってきたのはもう30年以上前。
リゾート地区のCopacabana(コパカバーナ)で家政婦のバイトをしながら当初は生活をしていたようです。
先陣を切ってリオに行った姉のアンジェラに続いて、残りの二人やその他の兄弟姉妹、甥っ子姪っ子が
リオに来て、彼女たちはその面倒を見てきました。
本当に立派な姉妹です。
ちなみに住んでいるのはリオ市ではありません。
隣町のDuque de Caxias(ドゥキ・ヂ・カシーアス)市です。
彼女たちは今それぞれ立派な職業についています、
一人は国の研究施設の職員、
一人はリオの美術館組合の会長、
一人は公立小学校の先生。
彼女たちにとってはカポエイラは趣味以上のものです。
もちろん、若い世代に比べたら体の動きに制約はありますが、
ginga
negativa
rolê
descida básica
aú
martelo
bênção
…
など、
カポエイラのいろんな技をしっかりと出せます。
jogoもしっかり出来ます。
更に面白いのは、いまだに成長を続けているということです(笑)
半年前に出来なかった動きが、我が師匠(Mestrando Mobília)とその奥さん(Professora Lontra)の
特訓ののち出来るようになっているんです。
見てわかります。
なんって思うことがいまだにあります。
今日、カポエイリスタの一例として彼女たちを取り上げましたが、
何が言いたいかというと、カポエイラは本当に誰に対しても門が開いているということです。
いくら「カポエイラは誰にでも出来ますよ~。体が硬くても大丈夫ですよ~。リズム感が無くても問題無いですよ~。」
といっても、やっぱり皆さん自分たちでハードルを上げてしまっている。
そんなことないよー!という意味を込めて、イメージしやすいように敢えて三姉妹のリアルな生活を少しだけ紹介しました。
ちなみに、この三姉妹、料理がめちゃくちゃ上手なんです。毎週末食べにってました(笑)
なんてったって、ミナスジェライス州はブラジル一美味いことで有名な
Comida Mineira(コミーダ・ミネイラ=ミナス料理)の土地ですから。



みなさん、自分自身の運動神経を低く評価しすぎないでください。
一度、gingaだけでもしに来てみて下さい。
楽しいですよ!
ミナス料理の話も聞いてください。一人暮らししていたので実は私作れます(笑)
Tchau!(またね!)
⇒ 都内各地でカポエイラクラスをしております。詳しくはこちら。
人種はもちろん、職種、年齢、生活レベルなど色んな種類の人がいます。
・小さい頃からカポエイラをやってきて、今はカポエイラで食べて行っている人
・昼間はサラリーマンをしているけれど、仕事終わりに通っている人。
・自営業。
・学生。
・専業主婦 など。
自分が2月までいたリオの道場では年齢だけで言えば10代から60代までいて、皆いっしょに練習していますね。
カポエイラ仲間たちには、大きく分けて3種類の人がいました。
①カポエイラを生業にしていて、大会やイベントに命を懸けている人
②大会に毎回出るほどではないけれど、カポエイラを自分のライフワークとしているひと。
①のような人達はそりゃいればいるほど頼もしいし、カポエイラシーンは盛り上がりますね。
でも、 ②の人たちも同じくらい大切だと思うんです。
もしかしたら①以上に。
私はいつまでもバリバリ練習して、バリバリjogoするつもりです。
なぜなら私の師匠がほかの誰よりも練習する人だから。
大会は日本では殆ど無いから、今後もブラジルや欧米や中東に遠征するのだと思います。
でも今日言いたいのは、カポエイラはアスリートの為だけのものではないということです。
カポエイラは全ての人達の為のもの。
②の人たちを増やすことに大きな意義があると思うんです。
仕事と家の往復だけの生活に、本当に自由になれる場所を
作ってあげることが、カポエイラを広める者の義務だと思います。
ブラジルのカポエイラ仲間にÂngela, Denise, Sônia(アンジェラ、デニーズィ、ソニア)という三姉妹がいます。
みんな50歳以上です。Minas Gerais(ミナス・ジェライス州)出身の、三姉妹。
ミナスジェイライス州、イメージしやすいように言うなら、、、、、ブラジルの長野県です。
その長野県のド田舎の20人兄弟のうちの3人です(笑) マジです。しかもみんな同じお父さんとお母さんの子。
一番年上のアンジェラがリオに一人でやってきたのはもう30年以上前。
リゾート地区のCopacabana(コパカバーナ)で家政婦のバイトをしながら当初は生活をしていたようです。
先陣を切ってリオに行った姉のアンジェラに続いて、残りの二人やその他の兄弟姉妹、甥っ子姪っ子が
リオに来て、彼女たちはその面倒を見てきました。
本当に立派な姉妹です。
ちなみに住んでいるのはリオ市ではありません。
隣町のDuque de Caxias(ドゥキ・ヂ・カシーアス)市です。
彼女たちは今それぞれ立派な職業についています、
一人は国の研究施設の職員、
一人はリオの美術館組合の会長、
一人は公立小学校の先生。
彼女たちにとってはカポエイラは趣味以上のものです。
もちろん、若い世代に比べたら体の動きに制約はありますが、
ginga
negativa
rolê
descida básica
aú
martelo
bênção
…
など、
カポエイラのいろんな技をしっかりと出せます。
jogoもしっかり出来ます。
更に面白いのは、いまだに成長を続けているということです(笑)
半年前に出来なかった動きが、我が師匠(Mestrando Mobília)とその奥さん(Professora Lontra)の
特訓ののち出来るようになっているんです。
見てわかります。
はっ。デニーズィ、前よりjogoうまくなってる!!!
えっ、アンジェラ、前より足上がってる。
なんって思うことがいまだにあります。
今日、カポエイリスタの一例として彼女たちを取り上げましたが、
何が言いたいかというと、カポエイラは本当に誰に対しても門が開いているということです。
いくら「カポエイラは誰にでも出来ますよ~。体が硬くても大丈夫ですよ~。リズム感が無くても問題無いですよ~。」
といっても、やっぱり皆さん自分たちでハードルを上げてしまっている。
そんなことないよー!という意味を込めて、イメージしやすいように敢えて三姉妹のリアルな生活を少しだけ紹介しました。
ちなみに、この三姉妹、料理がめちゃくちゃ上手なんです。毎週末食べにってました(笑)
なんてったって、ミナスジェライス州はブラジル一美味いことで有名な
Comida Mineira(コミーダ・ミネイラ=ミナス料理)の土地ですから。



みなさん、自分自身の運動神経を低く評価しすぎないでください。
一度、gingaだけでもしに来てみて下さい。
楽しいですよ!
ミナス料理の話も聞いてください。一人暮らししていたので実は私作れます(笑)
Tchau!(またね!)
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