カポエイラ指導。。。

  •   24, 2017 21:23
  •  0
  •  0
「明日からアメリカに行くから、俺の代わりに幼稚園とNGOの二か所でカポエイラ教えに行ってくれないか。」

昨日の練習後、師匠に いきなり 言われた。

俺 「え!アメリカ行くの?あした?!えっ、2週間も?!」

カポエイラでも人に何かを教えるのは好きだ。
ただ、正直、ブラジルの子供向けのカポエイラは得意ではない。
日本人の子供なら素直に言うことを聞いてくれるのだけど、ブラジルの子供達は
日本人の感覚でいったらびっくりするくらいシッチャカメッチャカ。

学校にもよるけど、今回行くのはここ郊外のCordovil(コルドヴィウ)地区にある
Fauna(ファウーナ)スラムの中のNGOのプロジェクト。
自分が金曜日にいっている同じ郊外のOswaldo Cruz(オズヴァウド・クルース)地区の公立学校も
相当ひどいように、スラムの中のNGOの子供達も相当ひどい。
何がって、教育が。何度もいろんなところでカポエイラを教えにったことがあるから分かる。

ここでいう教育というのは学業のことではなくて、本来家の中でなされるはずの教育だ。

日本語で言うならそれは「躾」

というわけで早速今日は朝9時にまずCoelho Neto(コエーリョ・ネット)地区の幼稚園に保母さんに挨拶に。
そして、そのまま例のFaunaのNGOに。やっぱり公立学校のガキンチョ達と同じで、礼儀がなっていない。
話を聞かない。人が話しているときに自分の話をしてくる。やれと言ったことをしない。ようするに秩序がここにはない。
でも
さすがは俺の師匠(恐い)が教えているところだけあって、ある程度は怖い思いをしているのだろう。少しはこちらに従う。

ここは同じ空間に、保母さん(先生?)が2,3人いてくれるのでそれが非常に助かる。
ときどき、子供たちを叱ってくれるし、あまりひどい子がいればつまみ出して、
先生たちのそばでクラスが終わるまで反省させておける 笑

実際に今日の午後のクラスでは2名ほどつまみだした

ふははははは。大人をなめるな。

途中から男の人が来て、先生方の横でにこやかにカポエイラを見ていた。
クラスが終わってから挨拶をすると、なんとその人は師匠の知り合いだった。その人自身カポエラのMestre。
その名はMestre Tatu。
帰りは車で家のすぐ近くのCarioca Shopping(ショッピングモール)まで送ってくれた。
ありがとう。

家について少し休んで今度は夕方からVaz Lobo(ヴァイス・ローボ)にある師匠の道場で、大人クラスを教えに行った。
大人の物わかりの良いこと良いこと。まぁ、それでも日本人に比べると、人の話を聞かないけど 笑

いまは家でシャワーを浴びで、夕飯の鶏もも肉のカモミール煮を食べながら、guaraná natural(炭酸なしガラナ)を飲んでいる。

これから2週間、ほぼ毎日このみっちり日程でカポエイラ指導、そして夜は練習。。。


ストレッチして寝よう。
IMG_20170524_212417.jpg

IMG_20170524_212422.jpg


関連記事
レッスン場所と日時をチェック!
⇒ 都内各地でカポエイラクラスをしております。詳しくはこちら

0 Comment

Post a comment