タイムスリップ

  •   08, 2013 17:06
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あれは2004年の夏。


「さあ、来年には1年間ブラジルで働きながら一人暮らしだ!ブラジルという国とカポエイラについて研究するぞ!」


と、熱い思いを胸に、必死で課題の50冊読書感想文やら、8時間×4日間単独駅前募金活動やら、100kmハイクやらを
こなしてた時。

正式に日本ブラジル交流協会の25期研修生になって、研修が本格的に始まったころだから、真夏だったと思う。

他の40名の仲間達と同様、ほとんどブラジルについて無知だった自分が、なるべく多くのブラジルに触れながら
生活しようと思って発見したラジオ番組があった。まだあるかな?日曜夕方に短い間だけやってた番組。

その第一回目をワクワクしながらテープにとりつつ、課題の読書感想文を書いていた。

そのときに聞いた2曲がずっと忘れられなくて、その年の夏はずーっとそのテープを繰り返し聴きながら、
ブラジルでこの先起こることを想像しながら夢に胸を膨らませていた。
それを、ふと思い出してYou Tubeで探したら、見つかった。
懐かしいなー

懐かしい音楽は聞くとタイムスリップする。もう戻れないっていう感情がわいてくる。
もちろん戻れたからってどうしょうもないんだけど。

(でも一番タイムスリップするのは懐かしい"匂い")






怪しいような、美しいような、ロマンチックなような、熱いような、冷たい曲
そう感じて、勝手な想像、いや妄想をしながら2005年4月のブラジル出発を夢見ていた。

結局、このジャンルのブラジル音楽にはそれほどハマらなかったんだけども、この2曲だけは今でも特別な思いで聞ける。


「てふてふ」と書いて「ちょうちょう」と読むレベルの古~くて難し~い指定図書を、
次々と読破していた。むしろ頭に内容は入っていない。熟読する余裕は時間的に体力的になかった。
だって、提出期限オーバーしたら失格だもの。郵送だと間に合わなくて、原付で当日、直接、麹町の
事務所に持って行ったこともあった。

「もっと大人になってから余裕が出来たら、この忌々しい課題図書たちをゆっくり読み捨ててやる!」
なんて考えてたのは自分だけじゃないはず。
でもあれから7,8年たった今、時間はあるはずなのに、読んでないな~あの本たち。

あのころみたいな新鮮な気持ちでまたブラジルに行きたいな。
10月19日はもうすぐそこ。
ささ、筋トレ&自主トレしよう。
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