カバッサ栽培計画

  •   07, 2013 12:09
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カポエイラに欠かせないものの一つ、、、

それは楽器

中でも最も重要なもの

それはBerimbau(ビリンバウ)

MD_BRLS.jpg



見た目はシンプルなこの楽器
材料を仕入れるのが日本では至難の業!

①Verga(ヴェルガ)=弓のようにしなっている本体
②Cabaça(カバッサ)=ヒョウタンの共鳴板
③Arame(アラーミ)=弦
④Caxixi(カシシ)=シャカシャカ
⑤Baqueta(バケータ)=ばち
⑥Dobrão(ドブラォン)=弦を押さえる石

中でも、①と②の入手が困難。

もうすでに色々なカポエイラのサイトで説明がされているので、ここでは詳しくは書かないけれど、
Berimbau(ビリンバウ)は元来Biriba(ビリーバ)という種類の木で作られるものである。
見てのとおりその木の名前が楽器の名前そのものの由来になっている。

ビリーバ⇒ビリンバウ

このビリーバは日本ではまず流通していない。


そして次に楽器の共鳴板となるCabaça(カバッサ)。簡単に言うとこれはヒョウタン。

なんでぇー?ヒョウタンなら沖縄にもあるさぁー

って思ったあなた。

いや、日本全国にヒョウタンはありますよ。自分の家の近くにもヒョウタンをそだててるオジィがいます。
でも日本のヒョウタンは小さすぎて、ビリンバウの共鳴板には使えないんです、、、、
そして、その肉質。薄くて、密度もスッカスカ。
同じアバダの仲間が凄く適切な表現をしていました。

中華料理屋で出てくるエビせんべいみたい

まったくその通り。
それに比べてブラジルのヒョウタンは大きくて、硬くて、それはもう音が響く響く。


さぁーてここは沖縄だ。本土では割と簡単に手に入るものが、ここではなかなか手に入らない。
何より離島なのでプラスの送料がかかる。これが高い!
そもそも沖縄に発送していないですよー、っていうケースも多い。
ブラジルからヒョウタンを輸入してたら、きっとひきあわんはず。

そこで考えました、、、、
たしか東京には世界中のヒョウタンの種を扱っているお店がある、、、


あんしぇ、うちなーで育てたらいいさぁー!

という訳で、自分の生徒(※)の義理のお母さんの持っている土地(某Hえばる市)にヒョウタン3種類、すでに植えてきました!
計算だと、今年の夏にはヒョウタンが溢れてウハウハなのである。


乞うご期待。


※後に彼のカポエイラネームはChácara(シャカラ)になります。意味は、別荘。






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