ブラジル日記第一弾◆2005年9月11日(日)快晴

  •   11, 2005 11:11
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10時に皆目が覚めた。潤はすでに旅立って、いなかった。オスギとツッチーとでCorcovadoへ。
世界的に有名なリオの観光スポット。丘の急斜面を路面電車で登っていくと、頂上のキリスト像周辺は
中国人で埋め尽くされていた。
しかし、よくこんな所に電車を作ったな~。極端に標高が高い。ブラジルは「極端に~」 というものが多い。

リオのすべてがそこからは見下ろせた。なんだかどこも近く感じた。自分が日本語を教えているUERJが見えたと
思えば、右には研修先のCEDAE(水道局)があるセントロ(中心街)が見える。少し横に歩けば、カポエラの
本部道場が見降ろせる。
本当に凄い。
次は歩きで来よう。

その後ツッチーは急いで自分の街へ帰った。バスで8時間くらいかかるのかな?
残ったオスギと一緒にSanta Terezaの丘に路面電車で登った。ここも最高だった。町並みが素敵。
本当に住みたくなった。あえて夕暮れ時を狙って行ってよかった。

帰りに、Lapaを歩いているとpagodeの音が聞こえた。行ってみると汚ーいバール(バー)でライブをやっていた。
そこでオスギがpandeiroを出すと、ライブの輪に呼ばれて、一緒に演奏し始めた。やるな、オスギ。
そのうち俺もその演奏家たちの囲んでいるテーブルの一席に混ぜてもらった。
どの人も、体と気持ちの全てを使って演奏していた。

みんな決して裕福ではないはずなのに、突然現れた日本人を輪に入れてくれて、ポテトやらビールやらを
振舞ってくれる。

一人でテーブルでビールを飲みながら、ふと空を見上げて、周りの汚くて小便臭い建物を見て、
そして周りのブラジル人達を見たら、ふと「あ、俺いまブラジルにいるんだ。」とあらためて思った。
嬉しくて鳥肌が立った。夜の11時半までそこで音楽を楽しんだ。

そのバーの人達も「また来い」と言ってくれた。オスギは大満足で、夜行バスでSão Pauloに帰っていった。


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写真:Santa Tereza行き路面電車
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